天竺堂の本棚

主人公が出くわす イヤな人々 『昨日がなければ明日もない』

どうにも“波長”が合わない、つい苦手意識を覚えてしまう…という人がいる。 できれば関わり合いになりたくないし、関わるとしても最低限の接触で済ませたい。分かり合おうと歩み寄っても、結局は無駄に疲れるだけ... 【続きを読む】
施設長の学び!

書籍『誰でもすぐに戦力になれる未来食堂で働きませんか』

ウチの施設には飲食店が併設されています。運営スタッフは、利用者さんたちと、彼らを支援する職員です。 障害のある利用者さんたちは、能力も経験も意欲も異なりますし、心身の調子が不安定な人も少なくありません... 【続きを読む】
その他

共同プロジェクト 自宅で実践  『徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと』

お金を払えば何でも手に入る…訳ではない。  例えば学力。 それなりにお金を出せば、学習塾にかよったり、家庭教師を雇ったり、参考書や問題集を入手することはできる。 けれど、それらに100万円を支払ったか... 【続きを読む】
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ノンフィクション

政治的な思惑 学校教育の裏側に 『掃除で心は磨けるのか』

現在の公教育がはらむ危うさを指摘した本。 著者は全国紙の記者。取材や実体験を通し、教育行政が何を目指そうとしてるのかを探る。  個人的に興味深かったのは、甲南大の田野教授による「ファシズムの体験学習」... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

終幕へ大乱戦 畳まれる大風呂敷 『天冥の標10 青葉よ、豊かなれ』(1~3)

小川一水の大河SFシリーズ完結編。  さまよう人類たちの行く先では、さまざまな星間文明がにぎやかに交戦中。 そんなところへ割り込みつつ、人類同士の抗争もエスカレート。ややこしい事態のまま、終幕へ向けて... 【続きを読む】
施設長の学び!

“今”を精いっぱい生きている

利用者さんや職員らが、新たに入ったり、辞めていったり…。 時おり見られる、出会いや別れ…これは福祉作業所に限ったことではありませんが。  長年ウチの施設を利用していたAさん。強い個性の持ち主で、施設の... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

鼓舞する言葉 危うい良薬? 『自己信頼』

アメリカの思想家、ラルフ・ウォルドー・エマソンの本。  読者を鼓舞し、背中を押してくれるような言葉の数々が、心に染み入ります。ちょっと過激なところもあるけれど。  自分がちっぽけで無力に思え、どうにも... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

真実追う少女 したたかに成長 『嘘の木』

フランシス・ハーディングによる、ミステリ風味のファンタジー。  舞台は19世紀後半のイギリス。 主人公は利発な少女で、著名な博物学者の父親が捏造事件を起こし、一家で離島に移り住むことに。 ところが、ス... 【続きを読む】
ブロポタ

くま川鉄道湯前駅前-JR人吉駅前:「球磨川サイクリングロード」を行く

起点を示す石碑  熊本県で自転車専用として整備されている道路は、先日走った「ゆうかファミリーロード」と、もうひとつ。今回の「球磨川サイクリングロード」です。  小学5年生(現時点)の息子と、親子で輪行... 【続きを読む】
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