天竺堂の本棚

中学生たちが開く校内裁判 『ソロモンの偽証』(1~3)

全3部のミステリ(?)大作。  クリスマスの朝、公立中学校で2年男子の遺体が見付かる。警察と学校は“飛び降り自殺”で決着させた。 ところが、殺害事件だと訴える“告発状”が現われ、犯人として不良生徒3人... 【続きを読む】
施設長の学び!

「実は…」を耳にする時

「実は、障害のある者が身内におりまして…」 「実は、親戚の子供にちょっと問題があるようで…」  このような打ち明け話。 現在の仕事に就いて、しばしば経験するようになりました。
施設長の学び!

職場と居場所の間で

「まるでフリースクールですよ」 某障害者施設の施設長さんが言いました。 その施設長さんが知る、別の就労継続支援B型施設についての話です。  障害のある人たちに“工賃を稼ぐための職場”を提供するのがB型... 【続きを読む】
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施設長の学び!

愚かさを認めること

「愚行権」という権利。 どこかで耳にしたことはあったのですが、あるベテランの相談支援従事者が言っていたのを聞き、改めて興味を抱きました。  他者から見て愚かしく間違った行為であったとしても、当人以外に... 【続きを読む】
ビジネス

書いてあることは徹底的に実践 『星野リゾートの教科書』

全国にリゾート施設を展開・運営してる企業「星野リゾート」の社長が、経営の“教科書”にしたという書籍を紹介した一冊。  これと決めた“教科書”に書いてあることは、端折ったりイイとこ取りをすることなく、そ... 【続きを読む】
施設長の学び!

授産事業と広告宣伝

障害者施設にとって授産事業とは何なのか? そのことを、私はいつも考えてきました。今も考え続けています。  障害者福祉では制度上、職員の人件費を授産事業から出すことができません。制度の是非はともかく、一... 【続きを読む】
施設長の学び!

相手を不快にさせる4つの言葉

ウチの施設の職員全員で、リスクマネジメントついてのセミナーに参加しました。 福祉施設のリスクマネジメントは本来、苦情を出さない組織づくりから始まるそうですが、このセミナーは苦情処理が中心。苦情に対して... 【続きを読む】
施設長の学び!

“無力”が積み重なる時

「ラーンド・ヘルプレスネス」という言葉を初めて聞いたのは、障害者虐待防止法についてのセミナーでした。 これは心理学用語。日本では「学習性無力感」「学習性絶望感」などと呼ばれます。  理不尽な経験を繰り... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

自分自身からは逃げられない 『利腕』

2番目に読んだ「競馬シリーズ」。  何がツラいと言って、自分自身を裏切って生きる以上にツラいことは、そうないのではなかろうか? 自分がダメであることは、自分がいちばん分かってる。周りの誰にも知られてな... 【続きを読む】
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