天竺堂の本棚

人生の無情 胸にこたえる 『タタール人の砂漠』

士官学校を卒業した青年が、国境の城塞に配属される。 母国を外敵から守る防衛拠点なんだけど、城塞の向こうに広がる砂漠に、侵略者の気配はない。兵士としての英雄的な活躍などとは無縁の環境で、ひたすら砂漠を見... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

しみじみ共感 3人家族の物語 『おにたろかっぱ』

三浦半島の漁村で暮らす、3歳男児のタロと、シンガーソングライターの父ちゃん、出版デザイナーの母ちゃんの、3人家族の物語。 四十代後半の父ちゃんは、コロナ禍の影響もあって音楽活動が何年も停滞し、現在は家... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

一気読み必至のサスペンス 『ハウスメイド』

月に2回、自宅に家事代行サービスを入れている。 水回りなどをピカピカに掃除してくれるので、とても重宝している。一方、こちらも「家をきれいに保っておこう」という意識が高まる。プライベートな空間に他人を入... 【続きを読む】
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施設長の学び!

手書き伝票 受け付けてもらえるありがたさ

ウチの施設には、グループホームが併設されています。 住人の大半はウチの利用者さんです。他の施設にかよっている人もいます。 入居する利用者さんの希望があれば、私たち施設側が金銭管理を支援します。 具体的... 【続きを読む】
ノンフィクション

悪徳コンサルの実態を暴く 『過疎ビジネス』

地元にある某文化施設は、行政が解体の方針を表明してる。撤去後の跡地は、イベントが開ける芝生広場になり、公衆トイレなどを整備するそうな。 ところで、この構想策定に当たっては、どこぞのコンサルタントに結構... 【続きを読む】
施設長の学び!

高齢化が進行 家族会を廃止に

ウチの施設では年に一度「家族会」という会合を開いていました。 過去形で語るのは、現在は開いていないからです。会合は廃止しました。 30年以上前に無認可の通所授産施設として始まった当初、会合の名称は「保... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

植民地主義の暗部 浮き彫りにするファンタジー 『バベル』(上・下)

アヘン戦争前夜のイギリスを舞台にした歴史ファンタジー。 中国・広東に生まれた主人公は、語学の才能を見出され、英オックスフォード大学の王立翻訳研究所「バベル」の学生となる。 本書の世界には、言語間の意味... 【続きを読む】
施設長の学び!

理解や協力を求める時に伝えるべきこと

地元自治体が開いた虐待防止研修での話をします。 障害者施設の管理者や虐待防止担当者が対象。コロナ禍以降としてはひさびさの集合研修とあって、会場は活気に包まれていました。 私たち参加者は、テーブルごとに... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ほどほどを理想に 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

本を読みたいなら、働いてたって読めるはず……そう単純に考えてたけど、新自由主義的な価値観がはびこる現代社会では、事態はもっと深刻な模様。 望むと望まざるとに関わらず、仕事には全力で打ち込むことが“良い... 【続きを読む】
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