天竺堂の本棚

一気読み必至のサスペンス 『ハウスメイド』

月に2回、自宅に家事代行サービスを入れている。 水回りなどをピカピカに掃除してくれるので、とても重宝している。一方、こちらも「家をきれいに保っておこう」という意識が高まる。プライベートな空間に他人を入... 【続きを読む】
施設長の学び!

手書き伝票 受け付けてもらえるありがたさ

ウチの施設には、グループホームが併設されています。 住人の大半はウチの利用者さんです。他の施設にかよっている人もいます。 入居する利用者さんの希望があれば、私たち施設側が金銭管理を支援します。 具体的... 【続きを読む】
ノンフィクション

悪徳コンサルの実態を暴く 『過疎ビジネス』

地元にある某文化施設は、行政が解体の方針を表明してる。撤去後の跡地は、イベントが開ける芝生広場になり、公衆トイレなどを整備するそうな。 ところで、この構想策定に当たっては、どこぞのコンサルタントに結構... 【続きを読む】
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施設長の学び!

高齢化が進行 家族会を廃止に

ウチの施設では年に一度「家族会」という会合を開いていました。 過去形で語るのは、現在は開いていないからです。会合は廃止しました。 30年以上前に無認可の通所授産施設として始まった当初、会合の名称は「保... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

植民地主義の暗部 浮き彫りにするファンタジー 『バベル』(上・下)

アヘン戦争前夜のイギリスを舞台にした歴史ファンタジー。 中国・広東に生まれた主人公は、語学の才能を見出され、英オックスフォード大学の王立翻訳研究所「バベル」の学生となる。 本書の世界には、言語間の意味... 【続きを読む】
施設長の学び!

理解や協力を求める時に伝えるべきこと

地元自治体が開いた虐待防止研修での話をします。 障害者施設の管理者や虐待防止担当者が対象。コロナ禍以降としてはひさびさの集合研修とあって、会場は活気に包まれていました。 私たち参加者は、テーブルごとに... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ほどほどを理想に 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

本を読みたいなら、働いてたって読めるはず……そう単純に考えてたけど、新自由主義的な価値観がはびこる現代社会では、事態はもっと深刻な模様。 望むと望まざるとに関わらず、仕事には全力で打ち込むことが“良い... 【続きを読む】
施設長の学び!

成長? 適応? 改善していた偏食

ウチの施設では1月、「成人の日」に合わせて成人祝賀会を開きます。 新成人の利用者さんをお祝いする、成人式に相当する恒例行事です。とはいえ、お祝いの対象となる二十歳の利用者さんがいる時にしか開けないので... 【続きを読む】
その他

孤独をみがく 古今東西の31篇 『放課後によむ詩集』

古今東西の詩作31篇を集めたアンソロジー。「孤独をみがく」がコンセプトらしい。 飯島耕一「セザンヌ夫人」とか石原吉郎「霧のなかに犬」とか、みずみずしい表現にハッとさせられたり、若かったころの感情を呼び... 【続きを読む】
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