小説

天竺堂の本棚

こんなところにつながってたのか! 『天冥の標7 新世界ハーブC』

 小川一水の大河SFシリーズ第7部。珍しく前作の直後から始まる。  太陽系規模のカタストロフを受け、地下都市がパニックに陥った小惑星セレス。巨大シェルターに避難した子供たちの集団が直面... 【続きを読む】
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ド派手なカタストロフへ 『天冥の標6 宿怨』(1~3)

 小川一水の大河SFシリーズ第6部。 全10部で構想される本シリーズは、半ばを過ぎて大きな転換点を迎える。  物語を引っ張るのは、致死性のウイルスを撒き散らすために賤民のように扱われて... 【続きを読む】
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明かされる壮大な舞台 『天冥の標5 羊と猿と百掬の銀河』

 小川一水の大河SFシリーズ第5部。  小惑星にある農場で日々の仕事に追われる、男やもめの農夫が主人公。 低重力の閉鎖環境で営まれる農業の様子とか、従事してる農民たちの暮らしぶりなどが... 【続きを読む】
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金瓶梅? 好色一代男? 『天冥の標4 機械じかけの子息たち』

 小川一水の大河SFシリーズ第4部。 前作と舞台は共通してるものの、作風はまたも一転。  自律してるアンドロイドたちが棲む小惑星世界に迷い込んだ、青年の成長物語。 …とも言えるんだけど... 【続きを読む】
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宇宙に拡がる多様な人類 『天冥の標3 アウレーリア一統』

 小川一水の大河SFシリーズ第3部。 近未来(ほぼ現代)のパニック小説っぽい前作から一転、未来の小惑星帯を舞台にしたスペースオペラに。  木星の大赤斑で発見された古代遺跡をめぐり、宇宙... 【続きを読む】
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シリアル・キラーが主人公 『ハサミ男』

 殊能将之のミステリ。  世間から「ハサミ男」として恐れられるシリアル・キラー(連続殺人鬼)が主人公。 このハサミ男の人物造形が秀逸。犯行の動機がスッポ抜けてたり、強い自殺願望を持って... 【続きを読む】
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パンデミック 骨太に描く 『天冥の標2 救世群』

 小川一水の大河SFシリーズ第2部。 前作は未来の植民惑星が舞台だったけど、本作は近未来(ほぼ現代)の地球での話。  東南アジアに出現した未知の疫病が、世界中に蔓延。人類の未来を大きく... 【続きを読む】
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大河SFの開幕編 『天冥の標1 メニー・メニー・シープ』(上・下)

 小川一水による大河SFの開幕編。  時は29世紀。植民惑星で起きた、圧制者とレジスタンスの激突を描く。 ところが、そんな革命や動乱という“前景”をよそに、もっと重大で深刻そうな事態が... 【続きを読む】
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思い出深いチャンプ本 『バールのようなもの』

 清水義範の短編小説集。  エッセイ風あり、パスティーシュ(文体模倣)あり、人間観察に基づいた業界裏話(?)あり、どれも軽妙な12編。  表題作は、テレビや新聞の事件報道にしばし... 【続きを読む】
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