その他

ナナメ上行く 勘違いやウロ憶え 『100万回死んだねこ』

間違ってる書名を集めた本。 福井県立図書館がウェブサイトで公開してる「覚え違いタイトル集」の書籍化。  来館者たちの勘違いやウロ憶えは、想定のナナメ上を行ってるぞ。 笑える“ネタ集”として読めるけど、... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

“理不尽”にあらがう小学生たち 『逆ソクラテス』

伊坂幸太郎の連作短編集。 どれも主人公は小学生で、社会や学校にはびこる“理不尽”に直面し、あらがって奮闘する姿が描かれる。  ページをめくりながら、はるか昔の小学生時代がボンヤリと思い返されたり。 著... 【続きを読む】
施設長の学び!

園旅行の参加・不参加に思うこと

ウチの施設には「園旅行」という行事があります。 利用者さん対象の旅行企画で、数年おきに開催しています。  バスや列車をチャーターして行楽地などに出かけ、景勝地を散策したり、郷土料理を食べたり、お土産を... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

兼愛や非攻 実現へ奮闘努力を 『墨子 よみがえる』

古代中国の思想家「墨子」を勧めてる本。 平等と博愛を説く「兼愛」や、侵略戦争を否定する「非攻」などの考えを、今の社会にこそ必要とばかりに、著者は激推しする。  墨子と聞いて思い浮かぶのは、酒見賢一『墨... 【続きを読む】
施設長の学び!

弟なりの“自立”を目指して

ダウン症の実弟が、このほど、実家からグループホームに移りました。 弟は50歳代、両親は80歳代……離れて暮らし始めるには、これがギリギリのタイミングだったように思えます。  弟は以前、ウチの施設が運営... 【続きを読む】
ノンフィクション

項目の充実が 地域を盛り上げる 『ウィキペディアでまちおこし』

インターネットの百科事典「ウィキペディア」への執筆や編集をボランタリーに行なう人たち(ウィキペディアン)の活動について書かれた本。  ウィキペディアンにして図書館司書の著者は、日本各地で開かれるイベン... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

奔放な解釈やイメージ 妙な説得力 『入門 山頭火』

放浪の俳人として知られる、種田山頭火の入門書。 というか、山頭火の生涯や作品について、著者が好き勝手に吟味してる本。  山頭火が遺した自由律俳句や日記、評論家による評伝などを読みながら、あれこれと妄想... 【続きを読む】
施設長の学び!

移り変わる“常識”を把握する

ウチの施設で先日、職員対象の救急救命訓練を行ないました。 地元消防署から招いた救急救命士の指導で、ダミー人形を相手に心肺蘇生法を学ぶというものです。  年に一度の訓練でも、十数年ほど続けてきたおかげで... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

呪術的に描かれる古代中国の“礼” 『周公旦』

メールなどで何らかの交渉をする際、丁寧で謙虚な文章を心がけていれば、そう無下に扱われはしない。直接対面するなら、身だしなみを整え、相手を尊重する態度で臨めば、少なくとも剣呑な事態は避けられるだろう。 ... 【続きを読む】
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