施設長の学び!

書籍『妄信 相模原障害者殺傷事件』

今回は父親の話から始めます。 私の父は80歳(現時点)。2人の息子がおり、健常者であるこの私と、そしてダウン症の弟です。  大家族の長男に育ったせいか、社交的で世話好き。周りに推されて町内会長を務めた... 【続きを読む】
マンガ

異様集団での日常 マンガで紹介 『カルト村で生まれました。』

原始共産主義っぽいカルト集団が運営する“村”での実体験を紹介した、ユニークなマンガ。 書名のとおり、作者はカルト村で生まれ、高校時代まで過ごしたそうな。  カルト村の中では、“争いを生む”として、個人... 【続きを読む】
ノンフィクション

根深い差別 実態あらわに 『妄信 相模原障害者殺傷事件』

2016年7月に起きた相模原障害者殺傷事件での、朝日新聞取材班による報道などがまとめられた本。 この凶行が社会にどんな影響を及ぼしたのか、何が浮き彫りになったのか、いろんな方面に取材してあって興味深い... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

市井に棲む神々 新旧の争い 『アメリカン・ゴッズ(上・下)』

ニール・ゲイマンのファンタジー巨編。  舞台は現代アメリカ。 さまざまな民族・人種が集まるこの国には、世界各地から移民たちが連れてきた神々も存在してる。  ところが、信者の減少とか、科学や経済への信頼... 【続きを読む】
施設長の学び!

書籍『「普通がいい」という病』

拙サイトで最初に取り上げた書籍は『支援者が成長するための50の原則』でした。 知識や技術に先立って人間性の確立を求める言説への、強い共感は現在も変わりません。  『「普通がいい」という病』の著者は精神... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

自ら考え・感じて “自分”取り戻そう 『「普通がいい」という病』

精神科医による“生き方指南”みたいな本。  しばしば「みんな仲良く」「怠惰はダメ」なんて言われる。それらは合理的思考や社会的規範として、世間一般に浸透し、私たちの言動に影響を及ぼしてる。  やっぱ当然... 【続きを読む】
ノンフィクション

読書の体験 語り合う囚人たち 『プリズン・ブック・クラブ』

カナダの刑務所で行なわれてる囚人たちの読書会に、女性ジャーナリストがボランティアとして加わった、1年間の記録。  いくつか面白い読みどころがある。  まず、ユニークなブックガイドとして読める。 囚人向... 【続きを読む】
施設長の学び!

基礎研修は終えたけれど…

私は今春、日本社会福祉士会が実施している基礎研修を修了しました。 この研修は、社会福祉士の資質向上を図る生涯学習制度と、向上した資質を担保する認定社会福祉士制度の、スタート部分に当たります。  基礎研... 【続きを読む】
マンガ

老ヒーローの旅路 西部劇テイスト 『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』

ウルヴァリンが主役のアメリカンコミック。なんだけど、通常のマーベルコミックとは異なる世界が舞台。  スーパーヒーローたちがヴィラン(悪役)に敗れ去り、文明が崩壊しかかってる、近未来のアメリカ。 ウルヴ... 【続きを読む】
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