施設長の学び!

自閉症スペクトラムの“営業”

障害者の就労についての会合で、自閉症スペクトラムの青年3人と懇談する機会を得ました。 3人は当事者サークルの運営メンバーで、それぞれに就労しているそうです。 うち1人は福祉作業所で働いていて、業務はカ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

深まる“仮定体”の謎 大掛かりな間奏曲 『無限記憶』

SF大作『時間封鎖』の続編。 前作から30年後の異星が舞台。 包んだ惑星の時間を速めるバリアーとか、地球と異星を繋げる巨大アーチとか、そんなシロモノを生んだ存在“仮定体”の謎に迫る内容。 なのに、いっ... 【続きを読む】
ノンフィクション

鬼の柔道家 面白すぎる人物評伝 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(上・下)

鬼と呼ばれた柔道家の生涯を描いたノンフィクション。 全日本連覇や天覧試合制覇、プロ柔道の旗揚げ、プロレスラーとしての海外遠征、グレイシー柔術との伝説的な対決、力道山との運命的な決闘…などなど。 波乱の... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

長編の間埋め 世界観が緻密に 『機龍警察 火宅』

『ワイルド7』と『パトレイバー』と『新宿鮫』と『ボトムズ』を混ぜ合わせ、今野敏あたりを振りかけたような近未来SF警察シリーズの短編集。全8話。 それぞれ独立した話だけど、これまでの長編群の隙間を埋める... 【続きを読む】
施設長の学び!

“創意工夫”は手早く手軽に

ウチのような福祉作業所では、細かい“創意工夫”が、しばしば必要とされます。 福祉においては個別支援が大原則。支援する利用者さんに合わせて、視認しやすいスケジュール表をデザインしたり、作業空間での目印の... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

娯楽満載のSF巨編 大団円のエンディング 『エンディミオンの覚醒』(上・下)

『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』『エンディミオン』と続いてきた、SF巨編の最終巻。 さまざまな娯楽小説の要素と、SFガジェットがテンコ盛り。 長崎の卓袱料理とか、高知の皿鉢料理みたいな、何でもア... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

信者らの宗教観 “濃い/薄い”で説明 『教養としての宗教入門』

宗教研究者が世界各地の宗教を紹介した本。 メジャーな8つの宗教の、それぞれの成り立ちや教義などを分かりやすく解説。 宗教観を“濃い/薄い”で説明してるところが特徴。 信者と見なされる人々でも、宗教由来... 【続きを読む】
施設長の学び!

人口減少社会と障害者福祉

経営者団体の会合に参加した時のこと。 自治体から招かれた商工業関係部局の部長が、地元の経済・産業界を取り巻く状況についての講演を行ないました。 少子高齢化、労働人口の減少、若者たちの流出、新規採用者の... 【続きを読む】
マンガ

逃げても流されても 今を肯定できている 『銀の匙』(1~15)

偉人は「大志を抱け」と煽り、歌手は「夢をあきらめないで」と促し、アニメは「思い込んだら試練の道を」と決め付ける。 世間には“将来の目標を早期に定め、一途に前向きに努力して達成する”ことを最上とする、い... 【続きを読む】
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