ノンフィクション

内戦の東アフリカ 体当たりの探訪記 『謎の独立国家 ソマリランド』

アフリカ東端にあるソマリアや、そこから非公式に独立したソマリランドなどの探訪記。 激しい内戦が続く“リアル北斗の拳”なソマリアにあって、ソマリランドでは人々が武器を捨てて民主主義政権を樹立したらしい。... 【続きを読む】
施設長の学び!

自閉症スペクトラムの“営業”

障害者の就労についての会合で、自閉症スペクトラムの青年3人と懇談する機会を得ました。 3人は当事者サークルの運営メンバーで、それぞれに就労しているそうです。 うち1人は福祉作業所で働いていて、業務はカ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

深まる“仮定体”の謎 大掛かりな間奏曲 『無限記憶』

SF大作『時間封鎖』の続編。 前作から30年後の異星が舞台。 包んだ惑星の時間を速めるバリアーとか、地球と異星を繋げる巨大アーチとか、そんなシロモノを生んだ存在“仮定体”の謎に迫る内容。 なのに、いっ... 【続きを読む】
スポンサーリンク
ノンフィクション

鬼の柔道家 面白すぎる人物評伝 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(上・下)

鬼と呼ばれた柔道家の生涯を描いたノンフィクション。 全日本連覇や天覧試合制覇、プロ柔道の旗揚げ、プロレスラーとしての海外遠征、グレイシー柔術との伝説的な対決、力道山との運命的な決闘…などなど。 波乱の... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

長編の間埋め 世界観が緻密に 『機龍警察 火宅』

『ワイルド7』と『パトレイバー』と『新宿鮫』と『ボトムズ』を混ぜ合わせ、今野敏あたりを振りかけたような近未来SF警察シリーズの短編集。全8話。 それぞれ独立した話だけど、これまでの長編群の隙間を埋める... 【続きを読む】
施設長の学び!

“創意工夫”は手早く手軽に

ウチのような福祉作業所では、細かい“創意工夫”が、しばしば必要とされます。 福祉においては個別支援が大原則。支援する利用者さんに合わせて、視認しやすいスケジュール表をデザインしたり、作業空間での目印の... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

娯楽満載のSF巨編 大団円のエンディング 『エンディミオンの覚醒』(上・下)

『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』『エンディミオン』と続いてきた、SF巨編の最終巻。 さまざまな娯楽小説の要素と、SFガジェットがテンコ盛り。 長崎の卓袱料理とか、高知の皿鉢料理みたいな、何でもア... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

信者らの宗教観 “濃い/薄い”で説明 『教養としての宗教入門』

宗教研究者が世界各地の宗教を紹介した本。 メジャーな8つの宗教の、それぞれの成り立ちや教義などを分かりやすく解説。 宗教観を“濃い/薄い”で説明してるところが特徴。 信者と見なされる人々でも、宗教由来... 【続きを読む】
施設長の学び!

人口減少社会と障害者福祉

経営者団体の会合に参加した時のこと。 自治体から招かれた商工業関係部局の部長が、地元の経済・産業界を取り巻く状況についての講演を行ないました。 少子高齢化、労働人口の減少、若者たちの流出、新規採用者の... 【続きを読む】
スポンサーリンク