施設長の学び!

“創意工夫”は手早く手軽に

ウチのような福祉作業所では、細かい“創意工夫”が、しばしば必要とされます。 福祉においては個別支援が大原則。支援する利用者さんに合わせて、視認しやすいスケジュール表をデザインしたり、作業空間での目印の... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

娯楽満載のSF巨編 大団円のエンディング 『エンディミオンの覚醒』(上・下)

『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』『エンディミオン』と続いてきた、SF巨編の最終巻。  さまざまな娯楽小説の要素と、SFガジェットがテンコ盛り。 長崎の卓袱料理とか、高知の皿鉢料理みたいな、何でも... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

信者らの宗教観 “濃い/薄い”で説明 『教養としての宗教入門』

宗教研究者が世界各地の宗教を紹介した本。 メジャーな8つの宗教の、それぞれの成り立ちや教義などを分かりやすく解説。  宗教観を“濃い/薄い”で説明してるところが特徴。 信者と見なされる人々でも、宗教由... 【続きを読む】
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施設長の学び!

人口減少社会と障害者福祉

経営者団体の会合に参加した時のこと。 自治体から招かれた商工業関係部局の部長が、地元の経済・産業界を取り巻く状況についての講演を行ないました。  少子高齢化、労働人口の減少、若者たちの流出、新規採用者... 【続きを読む】
マンガ

逃げても流されても 今を肯定できている 『銀の匙』(1~15)

偉人は「大志を抱け」と煽り、歌手は「夢をあきらめないで」と促し、アニメは「思い込んだら試練の道を」と決め付ける。 世間には“将来の目標を早期に定め、一途に前向きに努力して達成する”ことを最上とする、い... 【続きを読む】
施設長の学び!

体験を作業改善に活かす

ある研修会で、発達障害者の身体感覚を体験するワークを行ないました。私たち参加者は、軍手を3枚重ねで両手にはめ、ひとつの小さな穴からしか外が見られない特殊なゴーグルを装着。  人工的に“不器用”で“視野... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

理想と現実 主張ぶつけ論議 『闘うための哲学書』

小川仁志と萱野稔人、哲学者2人の対談集。「愛するとは何か?」「戦争はなくせるのか?」などのテーマに沿い、哲学分野の名著を紹介した本でもある。  哲学カフェなどを通して市民と語らう、理想主義の小川。時事... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

伝染病と謀略 骨太な異世界譚 『鹿の王』(上・下)

上橋菜穂子のファンタジー巨編。  中世の中央アジアっぽい異世界が舞台。 強大な帝国に敗れたレジスタンスの生き残りが、征服者による植民地化が進む土地で、奇怪な伝染病が絡んだ謀略に巻き込まれる。  読み応... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

東北の山奥に “怪獣”現れる時代劇 『荒神』

宮部みゆきの伝奇時代劇。  東北の山奥に巨大UMA(未確認生物)が出現し、村人や武士を襲うという。 オドロキの“怪獣モノ”です。  小藩同士の確執やら、藩内での暗闘やら、ドロドロとした人間模様も絡んで... 【続きを読む】
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