天竺堂の本棚

再び対話へと還す…臨床哲学の試み 『「聴く」ことの力』

「臨床哲学」なるものを追究してる本。  対話から始まったとされる哲学を、再び対話へと還していく試みらしい。 自分と他者とのコミニュケーションについて、著者は「その仕組みは?」「意味や意義は?」などと深... 【続きを読む】
マンガ

グレートマジンガーと“夢の対決” 『デビルマン対闇の帝王』(1~3)

デビルマンとグレートマジンガーが大激突。 こーゆー“夢の対決”モノは大好き。  デビルマン世界とマジンガー世界はパラレルワールドだけど、双方の冥界は共通していて、そこを「闇の帝王」が支配してる…という... 【続きを読む】
ビジネス

企業経営に道徳を 渋沢栄一の談話集 『論語と算盤』

明治期の実業家で、社会貢献活動に熱心だったという渋沢栄一の談話集。  企業経営に道徳を持ち込むべく、儒教思想を応用してたそうな。 とは言え、決して斬新・奇抜なものではない。「自分の本分を守っていこう」... 【続きを読む】
スポンサーリンク
天竺堂の本棚

移民宇宙船と未開惑星と 人類描く年代記 『怨讐星域』(1~3)

滅亡の危機にさらされた地球。 172光年の彼方に発見された居住可能な惑星を目指し、選ばれた一部の人々が、世代交代型の巨大宇宙船で出発する。その後、宇宙空間を超える瞬間移動技術が発明され、残された人々は... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

解決直後にオドロキが 古典ミステリの傑作 『火刑法廷』

初めて読んだジョン・ディクスン・カー。  富豪の殺害疑惑に絡んで、遺体が地下霊廟から無くなったり、怪しい女が壁に消えたり、主人公の奥方が伝説的な毒殺魔にそっくりだと分かったり。  各節の末尾に“小さな... 【続きを読む】
施設長の学び!

立ち向かうべきは“壁”

福祉作業所を運営しているので、私は福祉専門職でもあり、経営者でもあります。 先日は経営者団体の勉強会に参加し、経営の「戦略」「戦術」などについて学びました。  企業経営は“生存競争”にも似た戦いとして... 【続きを読む】
エッセイ

安心の品質 食べ歩きエッセイ集 『ステーキを下町で』

平松洋子の食べ歩きエッセイ。  下町の洋食店で赤身ステーキを平らげるというのが表題作。 だけど、「豚丼を帯広で」でも「餃子を王将で」でも「うどんを赤目四十八滝で」でも、どれが表題になってもオッケー。 ... 【続きを読む】
施設長の学び!

価値を生み出す支援

福祉作業所での、刺激的な支援事例を知りました。 聴いたのは、ある福祉支援者向けのセミナーで。アート系の製品で知られる、就労継続支援B型作業所の職員さんの話でした。  その作業所は、障害が比較的重い人た... 【続きを読む】
マンガ

いきなり敢行! 大胆すぎる設定改変 『ファイブスター物語』(13)

大胆すぎる設定変更を遂げた、前代未聞の問題作。  この13巻でいきなり、戦闘ロボットがみんな別モノになるわ、粗筋として提示されてた年表は差し替わるわ。細かい部分も変わってる。 『サザエさん』を読んでた... 【続きを読む】
スポンサーリンク