雑記あれこれ

『純粋理性批判』読解記(その7)読書ノートに記入する

『純粋理性批判』を読み進めながら。重要に思える箇所や、自分なりに理解したことなどを、段落ごとに読書ノートへ書き込んでいきます。  ノートのページは、あらかじめ縦に4分割しています。 この4分割は、左か... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

道具も舞台も…何かとデカいSF短編集 『円』

SF大作『三体』著者による短編集。全13話。  表題作は、不死の秘密を求める始皇帝が、秦の大軍勢でもって“人間コンピューター”を創り出すという物語。 この他、シロナガスクジラを操って麻薬密輸に及ぶ話と... 【続きを読む】
施設長の学び!

引き出しと組み合わせ

ウチの施設を利用し始めたばかりのAさんについて。 私が「どんな人?」と訊くと、現場の職員たちは、古参の利用者さんを例に「フレンドリーなBさんという感じでしょうか」「Cさんを用心深くしたような印象ですね... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

高尚で立派か? 引きこもりか? 『失われた岬』

深山幽谷の草庵で、悠然と思索にふけったり。洞窟や僧房の暗がりで、無我の境地を求めたり。有機無農薬栽培の作物を食べ、天然繊維の簡素な服を着て、スピリチュアルな仲間と晴耕雨読の共同生活をおくったり。 …こ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

密林での戦い ケレン味要素も 『機龍警察 白骨街道』

シリーズ6作目。 ミャンマーの密林での過酷な強行軍と、兵器開発をめぐる汚職事件の捜査が、交互に展開していく。どちらもスリリングで読ませます。  今回は、機甲兵装に絡むところに、“十二神将”や“八部衆”... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ミステリ1冊分 作中作で封入 『ヨルガオ殺人事件』(上・下)

ミステリーを読む時は虚心坦懐を心がけてる。と言えばキザだけど、つまりは謎解きをあきらめてる。 読みながら手がかりを探し出し、トリックやミスリードを見破り、犯人を突き止める…なんて作業は登場人物に任せて... 【続きを読む】
ブロポタ

八代市新港町「くまモンポート八代」:八代港にできた新名所

くまモンの巨像は人気の撮影スポット  熊本県が誇るゆるキャラ「くまモン」。 ゆるキャラとしての知名度は、おそらくナンバーワンでしょう。その人気は県内外をはじめ海外にまで及びます。  2020年10月、... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

連作ミステリ バトルマンガの味わい 『推理大戦』

似鳥鶏の連作ミステリ。  世界的に貴重とされるキリスト教の聖遺物の所有権をめぐり、各国の宗教組織から“代表”を募って推理ゲームで競わせるという、奇妙な企画が発表される。 実際にエントリーしてきたのは、... 【続きを読む】
雑記あれこれ

『純粋理性批判』読解記(その6)読み始める

ようやく読書にかかります。 読もうと思い立ってから、実際にページをめくるまでに数カ月。趣味的に無理なく進めようと意識してみたところ、このようなペースになってしまいました。  私が選んだ光文社版『純粋理... 【続きを読む】
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