エッセイ

東海道を2年かけて“散歩” 『野武士、西へ』

東京から大阪までを“散歩”した、久住昌之のエッセイ。 下調べなどはせず、気まぐれに寄り道などをしながら、マイペースに進む。 くたびれたら無理をせずに中断し、鉄道で帰宅。そして後日、中断した地点まで鉄道... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

「ゲド戦記」の世界観深める短篇集 『ドラゴンフライ』

『ゲド戦記』の外伝に当たる短篇集。全5編。 舞台となる「アースシー」の各時代、各地域のエピソードを、ディテール細かく描き出す。作品の世界観をグッと深めてくれる。 語り口は淡々としてるのに、不思議な重厚... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

知的書評合戦のルールなど紹介 『ビブリオバトル』

書評を競わせる知的ゲーム「ビブリオバトル」のガイドブック。 ルールや楽しみ方に加え、京都大の大学院で考案された歴史や、全国で大会が開かれるようになった現状なども紹介してる。 本が好きな人なら、読書が好... 【続きを読む】
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施設長の学び!

寿司を注文する“自立課題”

近所にある、全国チェーンの回転寿司店。しばしば家族で訪れます。 この店では、客席に回って来ないメニューを注文できるよう、すべての客席にタブレット型コンピュータが設置されています。 私には息子がいます。... 【続きを読む】
エッセイ

食めぐるエッセイ 正統派の直球 『サンドウィッチは銀座で』

読ませる食エッセイ。 東海林さだおが技巧派の変化球とすれば、平松洋子は正統派の直球みたいな印象。 挿絵は谷口ジロー。“名場面集”っぽい感じの緻密なマンガが、文章によく合ってる。 こちらの食欲をビシバシ... 【続きを読む】
施設長の学び!

冊子『50歳からの支援 認知症になった知的障害者』

私の実弟はダウン症。現在42歳です。 暮らしぶりは穏やかですが、心身の衰えにはいちじるしいものがあります。 加齢による衰えは、他の利用者さんにも見られます。 ウチの施設は、設立して20年以上。利用を続... 【続きを読む】
施設長の学び!

理念と能力と需要

某福祉団体の機関紙を読んでいて、興味深い記事を見付けました。 障害者授産施設が取り組んでいる事業について、基本的な考え方や、しばしば陥りがちな悪いパターンなどがまとめてあったのです。 団体に加盟してい... 【続きを読む】
ノンフィクション

人気? 名物? 老舗の秘訣を探る 『にっぽん全国 百年食堂』

のれんを守って100年(前後)という、老舗食堂の探訪記。 和食や洋食などの枠にこだわらず、全国各地の42店を紹介してる。 ここだけの名物料理があるとか、何を食べても水準以上とか…そんな名店も当然ある。... 【続きを読む】
施設長の学び!

残る支援、消える支援

障害のある人たちの“自立”を目指して支援を行なうことが、私たちの仕事です。 けれど、目標となる“自立”については、さまざまな考え方があり、定まってはいません。 一方、障害者の“自立”へ向け、「支援し続... 【続きを読む】
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