マンガ

マンガ

戦前から現代へ “家族”の群像劇 『昭和元禄落語心中』(1~10)

雲田はるこの落語マンガ。 刑務所を出たばかりの元ヤクザの主人公が、名人と呼ばれる落語家に弟子入りし、芸を磨いていく。  “鬼コーチにしごかれて才能が開花”系かと思ったら、中盤で物語は戦前へ。後に名人と... 【続きを読む】
マンガ

異様集団での日常 マンガで紹介 『カルト村で生まれました。』

原始共産主義っぽいカルト集団が運営する“村”での実体験を紹介した、ユニークなマンガ。 書名のとおり、作者はカルト村で生まれ、高校時代まで過ごしたそうな。  カルト村の中では、“争いを生む”として、個人... 【続きを読む】
マンガ

老ヒーローの旅路 西部劇テイスト 『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』

ウルヴァリンが主役のアメリカンコミック。なんだけど、通常のマーベルコミックとは異なる世界が舞台。  スーパーヒーローたちがヴィラン(悪役)に敗れ去り、文明が崩壊しかかってる、近未来のアメリカ。 ウルヴ... 【続きを読む】
スポンサーリンク
マンガ

舞踏芸術の醍醐味伝える出世作 『アラベスク』(1~4巻)

山岸凉子のバレエマンガ。初期の出世作とのこと。  平凡に見えるけど、非凡な才能を秘めた主人公。その才能を見出し、シゴキまくる鬼コーチ。“スポ根”の王道的な物語(スポーツじゃないけど)。  ただ、『ガラ... 【続きを読む】
マンガ

マーベルのカンフーヒーロー 深まる世界観 『イモータル・アイアンフィスト』

過去の作品を、現代的な価値観と現実的な設定でもって描き直す“リブート”という試み…その中でも良作と思われる、アメコミのシリーズ。  アジアの秘境・崑崙で修行し、無敵の拳を身に着けたカンフーヒーロー…と... 【続きを読む】
マンガ

小ネタ満載 微苦笑の読書ギャグ 『バーナード嬢曰く。』(3)

読む手間を最低限にしつつ、読書家として認められたい、見栄っ張りな女子高校生が主人公。…のはずなんだけど、3巻では読書量が増えつつある模様。  「叙述トリックものミステリとの出会い方」とか「へー/こんな... 【続きを読む】
マンガ

巨神兵とラブコメ!? 画期的SFマンガ 『シドニアの騎士』(1~15)

巨神兵みたいな生物兵器の“女の子”が、主人公とラブコメを繰り広げるという、ブッ飛んだシチュエーションを生み出してしまった、実に画期的なSFマンガ。  ノスタルジックな都市を内包した播種船とか、粘菌やク... 【続きを読む】
マンガ

若き仏師 フィギュアの世界へ 『ブッシメン!』(1~4)

仏師だった亡父を継いで仏像制作に打ち込む主人公が、ひょんなことからフィギュアの世界に迷い込んでしまうという、ニッチな業界マンガ。  仏像とフィギュア…造形物としては対極っぽいけど、実は共通するところも... 【続きを読む】
マンガ

盲目のスーパーヒーロー ホロ苦い新人時代 『デアデビル:イエロー』

「アメコミ界の座頭市」とも言うべき盲目のスーパーヒーロー、その“デビュー”当時の活躍を描いたコミック。  亡き恋人へつづる手紙というスタイルで、主人公マット・マードックが、社会人1年目の若き日々を回想... 【続きを読む】
スポンサーリンク