マンガキャプテン・アメリカが悪に 『シークレット・エンパイア』(1・2) キャプテン・アメリカが悪者だったら…との趣向で描かれたアメコミ大作。 いくつかの事故と陰謀が重なり、マーベル世界の過去が改変される。 スティーブ・ロジャースは幼少期、ヒドラ(悪の秘... 【続きを読む】 2021.08.17マンガ天竺堂の本棚
マンガ読書の効用 生真面目に説く 『草子ブックガイド』(1~3) 主人公は内向的な女子中学生。 一緒に暮らす父親は、画家志望なんだけど、日雇い労働と飲酒に明け暮れてる。離婚した母親は、版画家として成功し、別の家庭を築いてる。 そんな主人公の唯一の... 【続きを読む】 2021.07.02マンガ天竺堂の本棚
マンガ“沼”へのガイド本? 『おりたたみ自転車はじめました』 折りたたみ自転車の魅力が詰まった、エッセイ風のマンガ。 主人公である作者は、折りたたみ自転車を手に入れたことで、仕事などで煮詰まりかけてた生活が一変する。 自宅から5キロ程度のポタ... 【続きを読む】 2021.03.25マンガ天竺堂の本棚
マンガブッ飛んでるネタ満載 『衛府の七忍』(1~9) いろんな娯楽要素が強引に(良い意味で)混ぜ合わさってる、伝奇的にして時代劇的なバトルマンガ。 9巻まで読みました。 舞台は江戸時代初期。 国家権力に虐げられてきた“まつろわぬ民”の... 【続きを読む】 2021.01.18マンガ天竺堂の本棚
マンガ仕事の“妙味”に気付く 『ゴミ清掃員の日常』 ゴミ回収・処理の舞台裏を描いたエッセイ風のマンガ。 著者は中堅(?)のお笑い芸人で、妻の出産に際して安定収入を確保すべく、副業でゴミ清掃員に。ホノボノとした素朴な作画は、妻の担当。 ... 【続きを読む】 2020.08.21マンガ天竺堂の本棚
マンガ首肯するやら膝を叩くやら 『バーナード嬢曰く。』(5) 読書好きあるあるネタの室内劇マンガも、もう5巻。 なのに、グダグダに陥ることなく、面白さのレベルを維持。むしろ向上してるかも。 「もう/少しだけ/下巻を求められる喜びに/浸らせてく... 【続きを読む】 2020.05.19マンガ天竺堂の本棚
マンガ数十年経て“宿題”が片付いた 『幻魔大戦 Rebirth』(1~11) 平井和正と石森章太郎による『幻魔大戦』の“正統”の続編。全11巻。 先行する小説版やマンガ版の続編群をカバー&フォロー。他の平井作品と石森作品から、往年の名キャラクターたちを続々ゲ... 【続きを読む】 2020.04.06マンガ天竺堂の本棚
マンガ何十万年ものスケール 『ロボ・サピエンス前史』(上・下) 上下2巻なんだけど、“大河”とも言える壮大さ。 人類に奉仕するために造られたロボットの、“種族”としての運命を、何十万年ものスケールで描き出す。 さまざまな使命を負わされたロボット... 【続きを読む】 2020.01.22マンガ天竺堂の本棚
マンガ吃音の実際を描く 『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』 押見修造のマンガ。 主人公・大島志乃は吃音(作中での言及はない)に悩む高校生。 しゃべろうとすると発話がおかしくなり、焦るほどに何も言えなくなってしまう。教師やクラスメイトらは、志... 【続きを読む】 2019.01.16マンガ天竺堂の本棚