マンガ

松本マンガのエッセンス凝縮 『大純情くん』(1~3)

主人公・物野けじめは、安アパートの四畳半部屋に暮らしながら、ど根性で将来を切り拓こうとしてる少年。 アパートが建つ昭和っぽい地域は「旧市街」とされ、怪しげな機械がはびこる高層ビル群の谷間にある。 世間... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

凶悪な撲殺魔 鮫島と対決 『新宿鮫 黒石』

世の中には、いろんな殺し方、殺され方があって、それぞれに悲惨ではあるだろうけど。 個人的に「イヤだ」と強く思うのが撲殺。鈍器でもってなぐり殺すこと。  殺したり殺されたりしたことのない私でも、なぐった... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

論破に期待 反出生主義の理屈 『生まれてこないほうが良かったのか?』

「反出生主義」という思想がある。 「人間は存在すべきではない」みたいな考え方で、格差社会や環境問題などを背景に、近ごろ注目されてる模様。  私たち人間が受ける快楽が多いことを「善い」状態、苦痛が多いこ... 【続きを読む】
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施設長の学び!

弟思いでも優しいわけでもありません

私生活でのことを書きます。 私にはダウン症の弟がいて、彼は50歳代。養育している両親は、共に80歳代。3人は、私の家の近隣に住んでいます。  年齢相応に老いている両親は、それでも比較的、健康には恵まれ... 【続きを読む】
マンガ

理想のチーム ぶつかり合える幸せ 『GBパーク』

ゲートボールには良い思い出がない。  ちなみにゲートボールは、制限時間がある5対5のチーム競技。スティックで打ったボールを、3つのゲートに順次くぐらせてゴールし、その得点を競う。  大学時代に体育の授... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

満州の架空都市 半世紀にわたる群像劇 『地図と拳』

戦争に行ったことはないし、誰かを殺そうとしたこともない。 なので、銃弾飛び交う前線に放り出された新米歩兵の気持ちは分からない。  それでも、戦争について見聞した知識や情報と、自分の経験を基に、想像して... 【続きを読む】
施設長の学び!

放送大で「社会生活プランナー」取得

私が放送大学に在籍していることは、以前に書きました。 放送大で私は、科目群履修認証制度の「社会生活企画プラン」に挑戦、毎年1~4科目ずつ履修してきました。  4年ほどコツコツ積み上げてきた単位が、この... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

絶体絶命の地下空間 厳しい選択迫る 『方舟』

地下洞窟に設けられた3層の建築「方舟」。 たまたま男女が集まってるところに地震が発生、出入口が岩で塞がれると同時に、地下水が浸水し始める。全滅の危機。 やがて、誰か1人が犠牲になれば、他が助かると判明... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

ナナメ上へ… 転がっていく物語 『とんこつQ&A』

予定や約束、やっておきたい雑事などを忘れずに行なえるよう、手帳に書き込むことにする。 ところが、要件を書き忘れたり、手帳を見るのを忘れたり、手帳をどこかに置き忘れるなどして、どうにもうまくいかない。 ... 【続きを読む】
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