天竺堂の本棚

閉塞感や諦念 ブッ飛ぶ最終章 『橋を渡る』

ネットや新聞、テレビなどで、私たちは日々、世界中のさまざまな出来事を知る。報じられるのは、戦争やテロリズム、人権問題、環境破壊、自然災害などなど。 そんな大ごとの前には、自分のささやかな行動なんか無意... 【続きを読む】
ブロポタ

八代市二見洲口町-芦北町井牟田(往復):秋の不知火海に沿って

穏やかな不知火海。向こうに見えるのは天草の島々 八代市の二見海岸沿いの道路は、サイクリングに格好とのこと。 そこで、クルマにブロンプトンを積み、ポタリングに出かけてみました。 スタート地点は、第三セク... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

深くて薄っぺらい 私たちの物欲 『宝石 欲望と錯覚の世界史』

宝石とニンゲンの関係を、さまざまな切り口から語ってる本。 著者は宝飾業界での豊富なキャリアを持ちながら、古代史や物理学の研究者でもあるらしい。 宝石に魅入られた王侯貴族たちが歴史を動かしてきた話とか、... 【続きを読む】
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天竺堂の本棚

儀礼も儀式も解体 シビアな説得力 『脱常識の社会学』

約束や宗教や政治や犯罪や結婚などなど、私たちが日常的に関与してるさまざまなモノゴトについての“常識”を、社会学でもってバラバラに解体してみせる本。 例えば宗教。 神社で柏手を打つとか、教会で十字を切る... 【続きを読む】
施設長の学び!

書籍『大丈夫、働けます。』

福祉支援についての研修では、しばしば事例検討が行なわれます。 数々のケーススタディーを通して、自分たちの支援を向上させるのが目的。 多くの事例を知るほどに、支援に活かせる“道具”が増えていく気がします... 【続きを読む】
マンガ

毎晩かよいたい 本好きたちの夢 『古本屋台』

誰が呼んだか「古本屋台」。 それはリヤカー式の木製屋台で、おでんやラーメンを出しそうな風情だけど、赤ちょうちんには「古本」の2文字が。 内側は書棚になっており、マニアのツボをグイグイ刺激するオタカラが... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

“占い”にして“哲学” 人生の様相を解釈 『易経』(陽の巻・陰の巻)

易経は古代中国「四書五経」のひとつ。 邦訳や解説書などを何冊か読んで、“占いの書”であり“哲学の書”でもあるらしいと分かった。 後者をふくらませたのが本書。小中学生向けに平易に、でも結構しっかりと書い... 【続きを読む】
ブロポタ

あって良かった 納車時の便利装備3点

フレームに装着した「on yer shoulder 」 ブロンプトンを「ローロ サイクルワークス 福岡」で納車した時、さまざまな道具や器具を一緒に購入しました。 それらは、「ローロ」スタッフのアドバイ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

中国史の闇描く 重厚なミステリ 『北京から来た男』(上・下)

ヘニング・マンケルの社会派ミステリ。 スウェーデンの寒村で起きた大量虐殺事件が、中国の近・現代史につながっていくという、壮大なスケール。 なんだけど、事件をめぐるサスペンスよりも、改革開放路線を猛進す... 【続きを読む】
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