施設長の学び!

移り変わる“常識”を把握する

ウチの施設で先日、職員対象の救急救命訓練を行ないました。 地元消防署から招いた救急救命士の指導で、ダミー人形を相手に心肺蘇生法を学ぶというものです。  年に一度の訓練でも、十数年ほど続けてきたおかげで... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

呪術的に描かれる古代中国の“礼” 『周公旦』

メールなどで何らかの交渉をする際、丁寧で謙虚な文章を心がけていれば、そう無下に扱われはしない。直接対面するなら、身だしなみを整え、相手を尊重する態度で臨めば、少なくとも剣呑な事態は避けられるだろう。 ... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

恐竜と蟻が築いた文明社会?! 『白亜紀往事』

劉慈欣の中編SF。 6500万年前の白亜紀に、恐竜と蟻が共生して高度な文明社会を築いてたという、何ともブッ飛んでる年代記です。  デカすぎて不器用な恐竜たちと、個々の創造性に欠ける蟻たち。互いの欠点を... 【続きを読む】
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ノンフィクション

草の根的なセーフティーネット 『「山奥ニート」やってます。』

山奥で共同生活するニートの集団「山奥ニート」の実態が分かるノンフィクション。  和歌山県の山中には、全国から集まったニートたち15人が、小学校だった木造校舎で暮らす限界集落がある。 農家の手伝いなどで... 【続きを読む】
施設長の学び!

変わったこと、変わっていないこと

思いがけず、某福祉団体のシンポジウムに登壇することになりまして。 シンポジストとして発表する、資料づくりなどに着手しているところです。  資料に使える“ネタ”が見付かるのではないかと思い、ひさしぶりに... 【続きを読む】
ノンフィクション

シアワセ達人の事例集 『人間国宝という生き方』

日本を代表するほどに価値ある物が「国宝」で、そんな宝物を生み出せる人びとが重要無形文化財保持者「人間国宝」。 国宝はそれだけで完結してる。片や人間国宝は、将来的にも高価値な物を生み出せる可能性があるし... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

友達同士のワチャワチャな旅行記 『ボートの三人男』

19世紀イギリスの青年3人と犬1匹が、手漕ぎボートに乗り込み、テムズ河を何日もかけてさかのぼる物語。 しばしば“ユーモア小説”として紹介されたりする。  河沿いの名所・旧跡のガイドとか、耽美的な記述が... 【続きを読む】
ブロポタ

嘉島町「浮島神社」:自転車のお守りをもらいに

湧水池に浮いているように見える浮島神社  熊本県嘉島町にある「浮島神社」を訪れました。 元来は縁結びや安産の神様。と同時に、自転車の安全祈願のお守りも扱っているそうで、いただきに参拝したいと思っていた... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

予想外の展開に「そっちかよ!」 『異常(アノマリー)』

仏人作家による、ジャンル横断的な群像劇。 フランスからアメリカへ向かう旅客機が、大西洋上空で嵐に遭い、乗客や乗務員に“異常”な現象が降りかかるという話。  この“異常”によって人生が大きく変化すること... 【続きを読む】
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