エッセイ

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ノンフィクションライターの姿勢や矜持 『仕事の手帳』

最相葉月のエッセイ集。 ノンフィクションライターとしての姿勢や、インタビューという行為の奥深さ、自著についての反省や矜持などが、謙虚と言うかストイックにつづられてる。 ラジオで務めたインタビュー番組の... 【続きを読む】
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「エッセイ」の元祖 “中庸”っぽい価値観 『モンテーニュ エセー抄』

16世紀フランスの思想家による、有名な随想録。全3巻より11編を抜粋。 「エッセイ」の元祖に当たるらしい。個人の身辺雑記が出版され、広く読まれるなんてことは、本書以前にはなかったそうな。 書斎にこもる... 【続きを読む】
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フォロワー生んだ 教養と庶民感覚の雑文集 『日本世間噺大系』

伊丹十三のエッセイ集。 自分の内面や身辺についての、やたらと細かい観察とか。実話ともホラ話ともつかない、インタビューや座談会っぽい小文とか。ペーソスあふれる掌編小説(風)…などなど。 内容も表現も多種... 【続きを読む】
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読ませるリレーエッセイ 才人の個性激突 『「芸」と「能」』

酒井順子と清水ミチコのリレーエッセイ。 タイトルから受ける印象は、芸能界周辺の話題みたいな。 にもかかわらず、両者とも書きたいものばかり書いてる印象。 しかも、リレーしてるようでリレーしてない。 相手... 【続きを読む】
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安心の品質 食べ歩きエッセイ集 『ステーキを下町で』

平松洋子の食べ歩きエッセイ。 下町の洋食店で赤身ステーキを平らげるというのが表題作。 だけど、「豚丼を帯広で」でも「餃子を王将で」でも「うどんを赤目四十八滝で」でも、どれが表題になってもオッケー。 ど... 【続きを読む】
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“感動”の押し付け コラムニストが警告 『ポエムに万歳!』

小田嶋隆のエッセイ集というかコラム集。 巷に蔓延するポエムの数々を、徹底的に叩いてます。 著者が言うところの「ポエム」とは、文芸としての「詩」とは別モノ。 明確に定義されてる訳ではないけど、“現実を美... 【続きを読む】
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不安や戸惑い 業界の未来を模索 『書店不屈宣言』

ベテラン書店員が、書籍販売の舞台裏などをつづったエッセイ集。 インターネット販売の興隆や出版不況、電子書籍の普及などにより、書店と書店員の存在は脅かされてるそうな。 それでも、書籍という紙媒体には独特... 【続きを読む】
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ユルい紀行エッセイ 読ませる“芸”と“業” 『日本全国津々うりゃうりゃ』

宮田珠己の紀行(?)エッセイ集。 珍しいとまでは言えないけれど、誰もが知ってるというほどでもない。…全国のビミョーな土地を訪れ、ユニークな視点でもって観察してる。 行間に何ともユルい空気が漂う。良く言... 【続きを読む】
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筒井康隆流の小説作法 『創作の極意と掟』

筒井康隆による、小説作法についてのエッセイ集。 作家として、読者として、長年培ってきた知見が、「迫力」「異化」「文体」などの項目ごとにまとめられてる。 極意と言うほど厳密ではないし、掟と言うほど絶対的... 【続きを読む】
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