施設長の学び! ~福祉作業所で働きながら~

施設長の学び!

自由奔放から遠く離れて

ウチの施設では、「さをり織り」を行なっています。 20年以上も続けている、授産活動の柱のひとつです。  ハタを使って布を織る、手織り工芸の一種。関西発祥です。 全国に普及しているので、見聞きしたことの... 【続きを読む】
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送迎は“諸刃の剣”?

利用者さんの送迎、ウチの施設では行なっていません。ご要望が寄せられる時もあるのですが、「申し訳ありません」とお断りしています。  ここ数年で、送迎サービスを行なう施設が増えてきました。 現在の福祉制度... 【続きを読む】
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「できる/できない」と「要/不要」

「施設を利用している人たちの過去や未来について『これまではどうだったのか?』『これからはどうなるのか?』と考えると、児童や高齢者の福祉事業へも目が向いてしまう。いろんな事業所を立ちあげたくなる」 大き... 【続きを読む】
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価値を問う“声”に対して

福祉に関わる仕事に就いていると、“心ない声”を耳にすることがあります。  例えば、重い障害のある人たちの価値について、社会的な有用性から、「ない」あるいは「低い」と決め付ける“声”。  直感的に「違う... 【続きを読む】
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福祉施設にできないこと

ウチのような、利用者さんが収益活動に取り組んでいる福祉施設には、しばしば「企業の経営感覚を取り入れましょう」との声が降ってきます。  降ってくる場所は、施設向けに行政が開催するセミナーや、福祉団体の勉... 【続きを読む】
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お金を通して見えるもの

福祉事業にお金が絡むと、あまり良いことにはならないような気がします。 『それをお金で買いますか』を読んだ後では、なおさらに。  とは言え、福祉事業のみならず、この社会で何らかの事業を動かしていくために... 【続きを読む】
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『それをお金で買いますか』

世の中には、お金で買えないものがあります。 私を含め多くの人びとは、そう教えられており、そう信じてきました。  ところが近年、さまざまなものがお金で買えるようになっています。 例えば、行列に並ばないで... 【続きを読む】
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プロ意識という“仮面”

私が勤務する障害者福祉施設には、実弟がいます。 ダウン症である弟は、ウチの施設では最古参の“利用者さん”です。  弟は排泄に少々困難があり、状況によっては私が介助に入ります。 そんな時、「『ヘルパーセ... 【続きを読む】
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助けられているのは誰?

「ヘルパーセラピー」という言葉があります。  そのまま日本語で読めば「助ける者が癒される」。 「援助をする人が、最も援助を受ける」「援助をする人が、援助される人より多くのことを得る」などと解釈されるこ... 【続きを読む】
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