施設長の学び! ~福祉作業所で働きながら~

施設長の学び!

『認知症世界の歩き方』

障害のある人たちを支援している私ですが。 その相手が、どのような困難を覚え、どれほどに苦しんでいるのか、私には分かりません。  観察したり話を聴いたりした上で、相手の身になってみて、困難や苦しみを想像... 【続きを読む】
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引き出しと組み合わせ

ウチの施設を利用し始めたばかりのAさんについて。 私が「どんな人?」と訊くと、現場の職員たちは、古参の利用者さんを例に「フレンドリーなBさんという感じでしょうか」「Cさんを用心深くしたような印象ですね... 【続きを読む】
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『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』

以前に書いた「私たちが受け取っているもの」において、「視覚障害のある人に、美術館で絵画について説明し、鑑賞を支援する」という活動に触れました。 障害者への支援とは、実は双方向の行為かもしれない…との認... 【続きを読む】
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誰だって“キラキラ”したい

利用者Aさんのエピソードをご紹介します。 ウチの就労継続支援B型を“卒業”し、現在は民間企業で働いています。  Aさんは真面目な人柄で、言動も穏やかで控えめでしたが。 まったくの“別人”へと変わり、周... 【続きを読む】
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気持ち良く送り出せるよう

ウチの施設を十年近く利用していたAさん。 このたび、就労移行支援A型の作業所へ移行することになりました。  A型作業所での3日間の実習が無事に終わり、移行後への自信が持てたそうです。 どこかスッキリと... 【続きを読む】
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私たちが受け取っているもの

先日インターネットで視聴した、あるシンポジウム。 哲学や政治学の専門家たちが、「利他」や「能力主義」などについて議論する内容でした。  シンポジウムの中で「障害者への支援とは、支援者が一方的に助けてい... 【続きを読む】
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先天的障害と自己責任論

私の実弟はダウン症。染色体異常による疾患で、知的障害などを伴います。 これまで何度も言及してきたことです。  ダウン症は先天性であり、1000分の1程度の確率で発現するとされます。 可能性は誰にでもあ... 【続きを読む】
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工賃への戸惑い 抱えつつ

ウチの施設は、毎月10日が工賃支給日です。利用者さんたち1人ひとりに、前月分の工賃を渡しています。 各人の工賃額は、前月の作業時間に応じて決まります。作業時間が長ければ高額に、短ければ低額になります。... 【続きを読む】
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“職場”と“居場所”の間で

私が勤める福祉作業所では、就労継続支援B型の事業を行なっています。 かよっている利用者さんは、一般就労を目指して作業に励む人から、施設利用に慣れることが目標という人まで、さまざまです。  ウチの施設は... 【続きを読む】
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