雑記あれこれ

『純粋理性批判』読解記(その3)読書ノートを作る

前回「その2」で、『純粋理性批判』の読書手順を自分なりに考えました。 今後は、その手順に沿って進めていきます。 まずは「『純粋理性批判』用の読書ノートを作る」。 非日常的(?)なことに挑戦するので、あ... 【続きを読む】
施設長の学び!

気持ち良く送り出せるよう

ウチの施設を十年近く利用していたAさん。 このたび、就労移行支援A型の作業所へ移行することになりました。 A型作業所での3日間の実習が無事に終わり、移行後への自信が持てたそうです。 どこかスッキリとし... 【続きを読む】
マンガ

読書の効用 生真面目に説く 『草子ブックガイド』(1~3)

主人公は内向的な女子中学生。 一緒に暮らす父親は、画家志望なんだけど、日雇い労働と飲酒に明け暮れてる。離婚した母親は、版画家として成功し、別の家庭を築いてる。 そんな主人公の唯一の娯楽が読書。 近所の... 【続きを読む】
スポンサーリンク
天竺堂の本棚

やたらとデカい とにかくスゴい 『三体3 死神永生』(上・下)

中国産SF大作の完結編。 外宇宙から迫り来る危機また危機に、人類文明はありったけの科学技術と工業力でもって抵抗する。 その行く末を、冷凍睡眠を繰り返しながら見守り続ける主人公。 昭和時代の児童向け絵解... 【続きを読む】
雑記あれこれ

『純粋理性批判』読解記(その2)どう読むか

読むと決めた『純粋理性批判』。 とは言え、漫然とページをめくっていても、書かれていることが理解できず、すぐに挫折してしまうでしょう。 インターネットを見回すと、『純粋理性批判』を読もうとした人たちの“... 【続きを読む】
施設長の学び!

私たちが受け取っているもの

先日インターネットで視聴した、あるシンポジウム。 哲学や政治学の専門家たちが、「利他」や「能力主義」などについて議論する内容でした。 シンポジウムの中で「障害者への支援とは、支援者が一方的に助けている... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

手塚の構想メモ 膨らませた意欲作 『小説 火の鳥 大地編』(上・下)

手塚治虫のライフワーク『火の鳥』の「大地編」を、桜庭一樹が小説として書き継いだ意欲作。 日中戦争後の上海で、長寿をもたらす未知のホルモンを分泌する伝説的な鳥の捕獲を狙う日本軍が、タクラマカン砂漠への調... 【続きを読む】
天竺堂の本棚

声にならない苦しみ 耳傾ける調査 『世界の悲惨』(1)

フランスの社会学者・哲学者ブルデューが指揮し、市井の人びとに行なった聴き取り調査の本。 全3巻のうち、第1巻を読む。 本書のコンセプトは「社会は表立って表現されることのない苦しみであふれている、その声... 【続きを読む】
施設長の学び!

先天的障害と自己責任論

私の実弟はダウン症。染色体異常による疾患で、知的障害などを伴います。 これまで何度も言及してきたことです。 ダウン症は先天性であり、1000分の1程度の確率で発現するとされます。 可能性は誰にでもある... 【続きを読む】
スポンサーリンク