知識・教養

天竺堂の本棚

理想と現実 主張ぶつけ論議 『闘うための哲学書』

小川仁志と萱野稔人、哲学者2人の対談集。「愛するとは何か?」「戦争はなくせるのか?」などのテーマに沿い、哲学分野の名著を紹介した本でもある。 哲学カフェなどを通して市民と語らう、理想主義の小川。時事問... 【続きを読む】
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ペット溺愛する飼い主たち考察 『イヌネコにしか心を開けない人たち』

ペットを溺愛する人びとが増えてる現状を、香山リカが考察した本。 ちなみに著者自身、イヌもネコも飼っており、ペットロスの経験もあるそうな。 社会の“ペット観”は変化してる模様。 従来の飼い主は、人間へ向... 【続きを読む】
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駆け引きと妥協 国連の実際を紹介 『国際社会で働く』

国連について、元外務官僚が紹介してる本。 第二次大戦の後、戦勝国主導で組織された国際連合。 平和を謳ってはいるものの、実際に優先されるのは加盟各国の“国益”。大国と小国の利害が絡み合い、駆け引きと妥協... 【続きを読む】
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急速に進む 人口減少と一極集中 『地方消滅』

政策提言機関「日本創成会議」の人口問題検討分科会による、検討結果や議論などをまとめた本。 日本では、地方から首都圏への若年層の流入と、社会の晩婚化・晩産化に伴う出生率低下で、人口減少が急速に進んでるそ... 【続きを読む】
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無理難題さえ論じる 学者たちの“論芸” 『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』

大阪大学の学生たちによって企画・制作された本。 阪大の理系・文系の教員13人に、「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」について、それぞれの学問領域から論じさせてる。 工学の先生はドーナツの穴ギリギリまで... 【続きを読む】
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全国最低の自殺率 海部町の秘密 『生き心地の良い町』

慶応大学の院生が“自殺予防因子”の研究をまとめた本。 研究対象となったのは、自殺率が全国でも極めて低いという、徳島県の海沿いにある海部町(現・海陽町)。4年かけて調査や解析を行なったそうな。 結果、自... 【続きを読む】
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自由への“感度”を育もう『勉強するのは何のため?』

「なぜ勉強するの?」「なぜ学校に行くの?」という素朴な疑問に、教育哲学の先生が答えた、中高生向けの本。 勉強とは何か? 私たちが“自由”を獲得する(「これが自由なんだ!」と実感できるようになる)ために... 【続きを読む】
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死に方だって前向きに 『小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』

独身者が自宅で死を迎える“在宅ひとり死”。 これを果たす方策について、社会学者の上野千鶴子が書いた対談本。相手は日本在宅ホスピス協会会長の小笠原先生。 死に方を選べるとすれば、実はガン死が一番良いらし... 【続きを読む】
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社会や環境がもたらす呪縛を考察 『魂の脱植民地化とは何か』

社会や環境から押し付けられる価値観や行動規範などが、無自覚なままに私たちの思考・言動を縛り、悪影響を及ぼしてる状態…これが「魂の植民地化」らしい。 呪縛が生まれる構造や、そこから脱するための道筋などを... 【続きを読む】
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