長いシリーズになりそう 『きたきた捕物帖』

 宮部みゆきの連作時代劇。
 帯にある「謎解き×怪異×人情」は実際そのとおりで、絶妙なブレンド具合でもって読ませます。

 タイトルの「きたきた」が暗示する、岡っ引き見習いだった朴訥な主人公・北一と、奇妙な体術を使う謎の青年・喜多治のコンビは、まだ本書では未結成。
 盲目ながらも推理が冴えるおかみさんとか、面倒見のいい長屋の差配とか、気鋭の若手同心とか、レギュラー候補らしい人物が続々と出てくるし。
 次巻以降、長いシリーズになりそうだぞ。

 本書の巻頭には、舞台となる江戸・深川周辺の地図が。
 参照しながら読むと、江戸の地理に詳しくはなくても、それなりにイメージが膨らんで楽しい♪

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